学生さんでバイトに励んでいる人も多いことでしょう。
バイトは、お金を稼ぐことを通して社会勉強もできますから、人間としての幅も広げられます。
そういう意味では、良い機会として活かしていきましょう。
ただ、バイトの人間関係で悩んでしまうという人も多いかもしれません。
特に、怖い上司がいると、プレッシャーを感じて大変な思いをすることもあるでしょう。
バイト先の上司というのは、学校の先生や親御さんとは違った厳しさを持っていることも多いですから、戸惑ってしまうことも多いと思います。
でも、ちょっとした心構えさえ持っておけば、そんなに恐れる必要はありません。
私も人間関係ではいろいろな経験を積んできていますので、今回はアラフォーのおじさんから学生さんに向けて、バイト先の上司が怖いときの対処法をお話していきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
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バイト先の上司が怖いときの対処法
基本的に学生の間は学校がメインですから、必然的にバイトは2番手以降ということになります。
しかし、お金をもらう“仕事”であることには変わりありませんから、当然それなりの責任も要求されますよね。
そして、上司といえば、その仕事の指示を受ける相手であり、ときには厳しく叱られることもある人ですから、怖いと思うことも少なくはないでしょう。
ですから、前提として『上司とは怖いもの』という認識を持っておいたほうが良いと思います。
“上司を怖いと感じるのは異常なこと”だと思っていると、キツく叱られたらパニックを起こしやすくなくります。
でも、“そもそも上司は怖くて当たり前”だと思っていれば、多少のことではパニクることもないでしょう。
なので『上司とは怖いもの』、これを基本的な認識として持っておきましょう。

いざとなれば・・・
さっきもお話したとおり、バイトもお金をもらう仕事ですから、責任を持って働くことは前提です。
しかし、いざとなれば、いつでも辞められるという気楽さがあることも事実なんですね。
だからといって、「嫌になったら、すぐに辞めてもいいよ」なんて安直なことを勧めているわけではありませんよ。
私が伝えたいのは、むしろその逆で、『いつでも辞められるのだからこそ、多少つらいことがあってもがんばってみたほうがいい』ということなんです。
というのも、学校を卒業して実社会に出たら、ハードな経験をすることも少なからずあります。
そして、そのときには、そう簡単に仕事をやめるわけにもいかないんですよね。
仮に、好きで好きでたまらないような職種に就いたとしても、そこで怖い上司にである可能性は決してゼロではありません。
そのための予備練習として、バイトは最適なんですよ。
今のうちに、怖い上司にもちょっとずつ慣れておくと、後々、本当にやりやすくなりますよ。
で、どうしてもダメだと思ったら、そのときに辞めても遅くはありません。
バイトは、比較的やり直しも利きやすいですから、そういう意味では気楽にチャレンジして経験値を高めていきましょう。
鍛えるべきは図太さ
上司に怖い顔でにらまれると、ついついビクついてしまいやすいと思いますが、そこで“図太さ”を鍛えてみましょう。
と言っても、わざわざ反感を買うような生意気な態度をとるということではありませんよ(笑)
キツく叱られたりしたときでも、大きな声で返事をする度胸を持つということが大切なんです。
わかりやすい例を挙げてみますね。
<例1>

バカモン。あれほど間違える」なといったのに、また同じミスをしているじゃないか!

(小声で)あ、す、すみません・・・

なに」?君は言われていることをちゃんと理解しているのか?

あ、はい・・・あの・・・えっと・・・
<例2>

バカモン。あれほど間違える」なといったのに、また同じミスをしているじゃないか!

申し訳ありませんでした!

君は言われていることをちゃんと理解しているのか?

はい、今後は同じミスをしないように注意します!
さて、どちらが良い対応かは、一目瞭然ですよね。
叱られたら、つい萎縮してしまいがちですが、小さくなっていても上司が「こいつは反省しているんだな」と思いやってくれるとは限りません。
むしろ、「ハッキリ返事もしないで、何を考えているのわからないヤツだ」と、ますます印象が悪くなる可能性もあるんです。
でも、堂々とした態度でキチンと謝れば、上司も納得してくれることが多いものです。
もちろん、謝っているだけで改善がなければダメですけど、しっかり仕事しようとしているという“誠意”を伝えることは大切です。
その“誠意”を臆せずに伝えられるだけの図太さは、ぜひ持つようにしてください。
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わからないことは素直に聞ける勇気を持つ
仕事の仕方などがわからないときには、変にかっこをつけず、素直に質問しましょう。
これも、意外と勇気が必要なことなのですが、ものすごく大切なことです。
というのも、上司が怖いくらいに怒るときというのは、「なんで、そんなわかりきったことができないんだ」と思っていることも多いんですね。
つまり、“あなたが上司の要求を100%理解している”と思い込んでいるんですね。
もちろん、本当にわかっているときはそれでいいんですが、少しでもわからないことがある場合、それを放置していると、どんどん誤解が進行していきます。
“わかっていることをやらない”というのは、上司からはサボっているようにしか見えません。
でも、“まだ十分には理解しきれていない”のであれば、上司もまずはそれを教えることが先決だと思うはずです。
ですから、わからないことはわからないと素直に言える勇気を養ってください。
実は、この勇気を持てるようになると、上司とのトラブルの大半は解決できるようになるものなんですよ。
ぜひ、試してみてください。
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終わりに
バイトの上司が怖いという人のために、プレッシャーに負けないための心構えをお話してきました。
もう一度、ポイントをまとめておきますね。
- 上司とは怖いものだと認識しておく
- バイトは、いざとなれば辞められるので経験の場として活用する
- 図太さを鍛える
- わからないことは素直に聞ける勇気を持つ
怖い上司がいると、何かとやりにくいとは思いますが、だからこそ社会勉強としてはプラスになる部分も多いものです。
バイトで多少失敗したとしても、いくらでも挽回がききますから、経験値を高める場として活用してみてください。
意外と、数年後に振り返ってみたときに、いい思い出になっているかも知れませんよ。
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