会社に生意気な後輩がいると何かと面倒ですが、できれば穏やかに対処していきたいものですよね。

しかし、ときにはキツく叱らないといけない場面も出てきます。

どう工夫しても生意気な態度を改めない場合や、そこで叱っておかないと周りに示しがつかないような状況というのもありますからね。

とはいえ、ただキツイ口調で叱ればいいのかというと、そんなに単純なものでもありません。

どんなに生意気な後輩でも、叱り方によっては自信を喪失する場合もありますし、あるいは反発してますます扱いにくい存在になることだって考えられます。

ですから、先輩としては上手な叱り方を知っておくことも大切なんですね。

そこで今回は、私の経験も振り返りながら、生意気な後輩をキツく叱るときの注意点についてお話していきます。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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ガツンと言わなければいけない場面


私自身は、厳しい先輩にしごかれて育ってきた方なので、後輩を叱るのは当たり前だと思っていました。

でも、だんだん年の離れた後輩が入社してきて、彼らと接していると、ただ叱っただけでは逆効果だなと思うことが増えてきたんですね。

ちょっと叱っただけでスネてしまったり、極端に落ち込んでしまったり、私にとっては扱いにくい後輩が多くなってきたんです。

しばらく観察していると、どうやら学校などでも厳しい先輩にしごかれるという経験がなかったため、キツく叱られるということに慣れていないんだということがわかってきました。

それで方針を変え、なるべく穏やかに接しながら注意をうながすように心がけたものです。

しかし、ときにはそうもいかない場合もあるんですよね。

会社の後輩が生意気!キツく叱らなければいけないときの注意点

久しぶりに叱り飛ばした後輩


その当時の私は、とにかく“物分りの良い先輩”と思われるようにがんばっていました。

厳しいことを言っても反発されて、かえって仕事のマイナスになるので、後輩たちが多少ミスをしても広い心で許すように心がけていたんです。

でも、そんな風にしていると出てくるんですよね、人をあなどる後輩が。

「ちょっとくらいミスをしても、どうせ許してくれるさ」という甘えを、如実に態度にあらわす後輩が一人いて気になっていました。

最初のうちは、他に誰もいないときを見計らって、優しく諭していたのですが、どうにも態度を改めるような気配がありません。

そのままで放置していると、他の後輩にも悪影響を及ぼしそうな気がしてきていた私は、あるときついに、その彼を叱り飛ばしたんです。

それも、他の後輩たちがいる前で、思い切り。


一ノ助(左)

バカモン!この程度の仕事にいつまで時間をかけているんだ。さっさと仕上げなさい!



太郎(右)

え・・・あ、あの・・・は、はい



一ノ助(左)

いつまでもダラダラしていて許されると思うなよ。わかったか!?



太郎(右)

は・・・はぁ・・・



一ノ助(左)

なんだ、その返事は。キチンと返事しなさい!



太郎(右)

・・・はい・・・




と、こんな感じで、不承不承ではありましたが、後輩も一応返事をし、その場は終わりました。

それまでほとんど怒ったことがない私に叱られたので、後輩も面食らったようです。

その後、少し不服そうな表情を見せることもあったのですが、その都度キツく叱るようにすると、後輩も観念したのか徐々に態度を改めるようになりました。



先輩の威厳を示すことも必要


意味なく先輩風を吹かせるのは良くありませんが、生意気な後輩がいれば先輩の威厳を示すことも必要です。

というのも、優しく接しているだけだと、先輩だけでなく上司や取引先、さらに仕事そのものもナメるようになります。

もちろん、そんな感覚で仕事をしていても、会社の戦力にはなれませんから、結果的には本人のマイナスになってしまうんですね。

そこまで考えた上であれば、ときには厳しく叱ることがあっても良いと思います。

というより、そこまで本人のことを考えているからこそ、キツく叱ることができるわけです。

厳しく叱られた後輩は、ふてくされたり落ち込んだりもしますが、見どころのあるヤツは、「先輩は自分のことをホンキで考えてくれている」と理解を示すこともあります。

意外と、キツく叱ったことがキッカケで、その後輩との心理的な距離が縮まることもあるんですよ。

叱った後のフォローも忘れずに


いくら後輩のことを考えたうえでのこととは言っても、叱りっぱなしで放置したのでは反発を食らっても仕方ありません。

状況に応じてフォローもしてあげましょう。

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しばらく経ってから声をかけてあげるのもいいですし、場合によっては飲みに誘ったりするのもいいかもしれません。

また、その後輩が成果を出すなど、良いことをしたときにはしっかりと褒めてあげましょう。

そういった行動の中で、後輩の方でも先輩を理解しようとするものです。

ただ叱っているだけでは先輩風を吹かせているようにしか思えないものですが、フォローしてあげているうちに後輩の気持ちもほぐれていきます。

そこで後輩との信頼関係ができてくると、「あのとき先輩に叱られてよかった」と思われることもありますから、フォローの手は抜かないようにしておきましょう。

終わりに


会社の後輩が生意気で、キツく叱らなければいけないときの注意点についてお話してきましたが、いかがでしたか?

基本的には穏やかに接する方が良いとは思いますが、そうもいかないことはあるものです。

  • 放置していると他の後輩にも悪影響を及ぼしそうなとき
  • 最終的には本人のためにもならないと感じたとき

などには、思い切ってキツく叱る勇気も持つようにしましょう。

そして、ただ叱るだけでなく、フォローも忘れないようにしてください。

というより、叱るときにはフォロー込みだと考えておくほうが良いですね。

決して、アメとムチというわけではありませんが、バランスは大切です。

優しく接しているだけだと甘えてきますし、キツく叱るだけでは気持ちが歪になってしまいます。

後輩を良い方向に導いてあげるために、上手に叱って、上手にフォローをしてあげたいものですね。





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