人混みが嫌いで街中を歩くのが苦手だという人も少なくないでしょう。
特に、都会に住んでいると人混みは避けられませんよね。
平日は通勤時のラッシュから始まり、会社までのルート、昼食や夕食の行列など、人が集まる場面はたくさんあります。
休日でも、ショッピングや映画、テーマパークなど、ちょっと遊びに行けば人混みに出くわすことは普通ですよね。
私達が少し動けば、必ず人混みがあるといっても過言ではないでしょう。
ですから、どんなに人混みが嫌いでも、上手に対処することが必要です。
そこで今回は、そのための方法をいくつかご紹介していきましょう。
スポンサーリンク
積極的に人混みに慣れる
「人混みが嫌いだから、あまり外に出かけない」という人も多いでしょう。
もちろん、出かけないで済むのであれば、それで構わないのですが、実際にはなかなかそういうわけにもいかないと思います。
そこでオススメしたいのが、積極的に人混みに出かけるということ。
一種の逆療法ですね。
あまりに人混みを避けようとすると、苦手意識が強くなり、より一層耐えられなくなることもありますから、“慣れる”という発想を持つことは大切です。
ただし、急に無理をすると精神的な負担も大きくなりますから、徐々に慣らしていくことを心がけておきましょう。
そのために、次のようなことも気をつけておいてください。

常に時間のゆとりを持つようにする
人混みを嫌いになる理由も色々ありますが、その中の一つに『急がなければいけない』という感覚があると思います。
例えば、どこかに出かけるときに人混みにあえば「もっと早く行きたいのに、なかなか進めない」と思うでしょう。
通勤電車などであれば「この人混みに乗るのは嫌だけど、これを逃すと遅刻してしまう」と思っているはずです。
ほとんどの場合、「急がなければ」とか「時間がない」というような強迫観念とともに人混みに入っていくので、常に煽られているような感覚に陥ってしまうんですね。
だから、ほんの少し時間のゆとりを持つようにしましょう。
「別に急がなくてもいい」という気持ちでいるだけでも、ずいぶん楽になるものですよ。
「人混みだから、慌てず、流れにも逆らわず、のんびり行こう」とか「別に1本次の電車に乗ってもいいか」というゆとりがあるかどうかで、同じ人混みでも感じ方は変わってきます。
ぜひ、試してみてください。
スポンサーリンク
人混みを眺めてみる
これはちょっと哲学的なアプローチかもしれません。
時間に余裕があるときに、人混みを高いところから眺めてみましょう。
そして、できるだけ詳しく観察してみるんです。
すると、いろんなことが頭の中に浮かんでくるはずですよ。
- 「みんな、こんなに人に揉まれながらどこに行くんだろう?」
- 「流れに逆らって進もうとしている人がいる、スゴいな」
- 「この人混みを緩和する方法ってないのかな?」
他にも様々な考えが浮かんでくるかもしれませんね。
結構、他愛もないことから、答えが出ないような深遠なことまで、いろんなことを考えると思いますが、そのようにして“今までとは違う角度から眺めてみる”ということが大切です。
別に具体的な解決方法などが見つからなくても構いません。
ちょっと視点が変わるだけでOKです。
アリの巣を観察するように人混みを眺めてみると、意外と気持ちが楽になっている自分を発見できるかもしれませんよ。
![]() 【新品】【本】パニック障害は必ず治せる 動悸、呼吸困難、死の恐怖が消える! これで電車も人混みも怖くない! 平木英人/著 |
終わりに
人混みを嫌いという人のために、対処法をいくつかご紹介してきました。
「嫌いだから避けたい」という気持ちはわかりますが、避け続けられるものでもありませんので、徐々に慣れるようにしましょうね。
ただし、無理は禁物です。
急に激しい運動をしたら怪我をするのと同じで、強引に人混みに慣れようとしても増々嫌いになるでしょうから、できる範囲で少しずつ馴染んでいきましょう。
スポンサーリンク